信州国 十二国記
【人物紹介】(Japanese Only)
【主な登場人物紹介】 |
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主人公達 | 中嶋 陽子 (なかじま ようこ) |
■この物語の主人公で高校生■ ●控え目な普通の高校生だったある日、陽子が通う高校に突然、十二国世界から麒麟と 呼ばれる景麒(けいき)が現れ、陽子の前にひざまずき忠誠を誓う。 ●景麒により十二国世界へ連れて行かれ、巧州国(こうしゅうこく) をさまよいながら自分の運命を知ることになる。 ■胎果(たいか)の王■ |
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景麒 (けいき) |
●王を選ぶことができる霊獣で、
慶東国(けいとうこく)の麒麟(きりん)。 ●官職名で宰輔(さいほ)または台輔(たいほ)とも呼ばれている。 ●蓬莱(ほうらい:日本のこと)で中嶋陽子 を見つけ、十二国へ連れて行くのだが・・・・。 ■麒麟■ |
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高里 要 (たかさと かなめ) |
■第2部の主人公で中学生■ ●1年間神隠し(かみかくし)にあい、その間の記憶が無い。 ●神隠しの間は十二国世界の蓬山(ほうざん)で過ごし、戴極国(たいきょくこく)の麒麟な ので泰麒(たいき)と呼ばれていた。 ●黒麒(こっき)は非常に珍しく、黒髪の麒麟が生まれる時、世界に大変な吉事(きちじ)あ りと言い伝えられている。 ■胎果の麒麟■ |
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大木 鈴 (おおき すず) |
●中嶋陽子が生まれる80年以上
も前、東北で生まれた農家の娘で満12歳の時に飢饉・凶作のため身売りされ東京へ奉公に向
かう途中川に落ちて流され、気が付くと慶東国沖の虚海(きょかい)にいるところを漁師に助
けられる。 ●言葉が通じず、旅芸人一座に預けられ木鈴(もくりん)と名付けられ十二国世界を放浪しな がら言葉の通じる人を探した。 ●仙籍(せんせき)に入って言葉が通じるようになるのだが・・・・。■ ■海客(かいきゃく)で仙籍に入る■ |
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祥瓊 (しょうけい) |
●芳極国(ほうきょくこく)前の峯王
(ほうおう)の娘。 ●13歳の時に父が峯王となり王宮に入り、公主(こうしゅ)として仙籍に入り不老不死となる。 ●王が州候(しゅうこう)により殺害されたために仙籍を外され人に戻り、玉葉(ぎょくよう) という名で里家(りけ)で暮らすことになる。 ■元公主■ |
【主な登場人物紹介】 |
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その他の登場人物 | 蓬莱(ほうらい) 日本・倭 |
●中嶋 陽子(なかじま ようこ)・・・高校生だったのだが十二国世界の慶東国で景王になる。 ●杉本 優香(すぎもと ゆか)・・・陽子の同級生で十二国世界こそ自分が住む世界だと思い込むが、景王が陽子であることを知って日本に戻ることになる。 ●浅野 郁也(あさの いくや)・・・陽子の同級生で十二国の巧州国で行方不明になる。 ●高里 要(たかさと かなめ)・・・10歳の時に神隠しにあい1年間行方不明に。十二国では泰麒と呼ばれる。 ●高里 卓(たかさと すぐる)・・・要の弟で中学生。兄に疑いの目を向ける。 ●大木 鈴(おおき すず)・・・東北出身の農家の娘で東京へ奉公に行く途中、十二国世界へ流され仙籍に入る。 |
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慶東国 (けいとうこく) |
●景王 赤子(けいおう せきし)・・・中嶋陽子が景王即位後の十二国での呼び名。 ●景麒(けいき)・・・慶東国の麒麟で景王を選ぶ霊獣。妖魔を操る。 ●舒覚(じょかく)・・・前景王で商家の娘。景麒を助けるために自ら命を絶つ。 ●舒栄(じょえい)・・・前景王舒覚の妹で慶国で偽王(ぎおう)となる。 |
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雁州国 (えんしゅうこく) |
●延王 尚隆(えんおう しょうりゅう)・・・雁州国の王で日本で生まれた胎果。 雁国を500年以上統治している。 ●延麒 六太(えんき ろくた)・・・雁州国の麒麟だが日本で生まれた胎果の麒麟。 ●壁 楽人(へき らくじん)・・・東京大学の学生だったが十二国へ流された海客。雁州国で海客の研究をしている。 ●楽俊(らくしゅん)・・・ねずみと人間が混ざった半獣で陽子の友人。現在雁国で官吏になるため大学に通っている。巧州国の出身。 |
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戴極国 (たいきょくこく) |
●泰麒 蒿里(たいき こうり)・・・戴極国の麒麟で日本で生まれた胎果の麒麟 ●泰王 乍驍宋(たいおう さくぎょうそう)・・・戴極国の国王。 ●瑞州師将軍 李斎(ずいしゅうししょうぐん りさい)・・・戴極国の将軍。 |
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芳極国 (ほうきょくこく) |
●祥瓊(しょうけい)・・・峯王(ほうおう)の一人娘で公主(こうしゅ)。王の死により人間に戻る。 ●列王(れつおう)・・・前芳極国峯王の贈り名。 ●恵州候 月渓(けいしゅうこう げっけい)・・・列王の圧政に耐えかね王と麒麟の首をはねた。 |
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その他 |
●塙王(こうおう)・・・巧州国の王で胎果を嫌っている。 ●塙麟(こうりん)・・・巧州国の麒麟。 ●白 汕子(はく さんし)・・・泰麒を守るためだけに蓬山に生まれる女怪(にょかい)。 ●碧霞玄君 玉葉(へきかげんくん ぎょくよう)・・・黄海にある蓬山を守る女神(めがみ)様。 ●蓉可(ようか)・・・蓬山に暮らす女仙(にょせん)と呼ばれる仙人。泰麒の世話をしていた。 ●翠微君 梨耀(すいびくん りよう)・・・先々台の采王(さいおう)の寵愛を受け仙籍に入る。大木鈴を預かるのだが酷い扱いをする。 ●采王(さいおう)・・・年配だが人格者として知られる才州国の国王。大木鈴を保護する。 ●供王 珠晶(きょうおう しゅしょう)・・・恭州国の国王で、公主祥瓊を預かる。 |
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